予定よりだいぶ遅れてですが、もそもそこそこそ復帰作業中です。
今しばらくはリンク切れやレイアウト崩れなど、お見苦しい点が多々あるかと思いますが、ご容赦ください。
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その7からの続き。巻き込まれる、兄・シーニー。
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「ブラート、これすごい! すっごい可愛いし甘いの!」すっかりのぼせ上がった弟の勢いに抗いきれず、シーニーはその変わった形の砂糖菓子を一粒、舌に乗せた。予想に違わぬ、歯が融けそうな甘さに硬直していると、不意にぽんと肩を叩かれる。手渡された珈琲の苦味がこれほど有り難いことはなかった。
ガルボイ meets 金平糖。
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小さな瓶の中身にガルボイの目がまん丸に見開かれた。「これ、なに...!?」淡いピンク色をした瞬く星のような形の砂糖菓子を見つめる目は、興奮のあまりか薄ら潤んでさえいる。「金平糖よ。お土産にもらったの」「コンペイトー...」呆然と繰り返す口に、瑞希は取り出した一粒を放り込んだ。「甘ーい!」
『ハムレット』の宰相親子が好きです。
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